2015年 05月 22日
小澤實の俳句塾
小澤實の俳句塾 (B)
講師読売新聞俳壇選者 俳誌「澤」主宰 小澤 實
NHK文化センター八王子教室
開催期間 4/3~9/18
曜日・日時 第1・3金曜 15:30~17:30
回数 9回
(日程曜日の違う「小澤實の俳句塾 (A)」というのもあります。)
2015年5月15日第3回に行ってきました。
今回出席者は15名(女性13名・男性2名) 欠席者3名 欠席投句1名 全48句(投句3句・選句2句)
本日の結果発表
小澤實選21句(内無点句11句)
桃色の大福に入る苺かな
ももいろのだいふくにいるいちごかな
兼題・苺(夏)
0点
實選○
講評
桃色の色を出したのがよい。
葉柳や贔屓役者の絵看板
はやなぎやひいきやくしゃのえかんばん
季語・葉柳(夏)
0点
實選○
講評
季語が軽快でよい。
ママの背に少し乱るる祭髪
ままのせにすこしみだるるまつりかみ
季語・祭髪(夏)
1点
講評
小澤先生「ママ・パパきらいなんだよな~」
ヤチ代「若いお母さんの場合母よりママのほうがよいと思ったのですが・・・母の方がいいですか?」
小澤先生「母の方がいいです!」
今回このほかに小澤先生が嫌いなものに「聖五月」もありました。
又「牛乳」を「ちち」と読ませてもよい。その場合ルビをふる。「ミルク」はだめ。
「男」に「ひと」とルビをふったものはだめ。「人」にすれば男とわかる。
「母の日」の句には「母」をいれないで詠む。
詠むとき主役を子供や夫にしないで自分を主役にして詠むようにする。
季重なりについて。「挿木三年」は「挿木」の季語より弱いので主季語があれば季重なりにならない。
など丁寧に講評してくださいました。
講評のとき選句をした理由を手際よく言えることが重要ですが
詠んだ句の説明を求められたときもしっかり皆さんにわかってもらえるように言えることも重要です。
自分よがりな適当な句を詠むと皆さんにつっこまれ説明が出来なくなる恐れがあります。
by yattiy19480905
| 2015-05-22 18:41
| カルチャースクール